梅の実、なる梅?ならない梅?

梅の実
梅の実

以前のブログ記事で、実家の近所の梅の木のことについて書いたことがありますが、そこには2本の梅の木が並んでいて、そのうちの1本だけに5月の終わり頃からたくさんの梅の実がつきました。
写真で見てもわかる通り、とっても綺麗な緑色をした実です。

じつは、梅の木には実が「なるもの」と「ならないもの」があるんです。

実がなる梅は、「実梅(みうめ)」と呼ばれます。花のあとにしっかりと受粉が行われると、やがて青梅がぷっくりとふくらんでいきます。これが、梅シロップや梅干し、梅酒などに使われるおなじみの梅の実ですね。

一方で、「花梅(はなうめ)」と呼ばれる梅は、観賞用に品種改良されたものが多く、実がほとんどならないか、なってもごく小さいのが特徴です。
八重咲きの華やかな花や、紅色の強い品種に多いですね。
花を楽しむために育てられているので、香りや形が美しく、人の目を楽しませてくれます。

また、同じ実梅でも、受粉の条件が整わないと実がならないこともあります。梅は自家不和合性という性質があり、1本だけではうまく実がつかない品種も。
そういった場合は、別の品種の梅を近くに植えることで、受粉がうまくいって実がなるようになります。

ということで、実家の近くの梅は、並んでいる2本の木によって受粉がうまくいったのでしょうね。

これらの木は公営住宅の敷地内にあるので、さすがに勝手に実を摘み取るのは気が引けて、見て楽しむだけにしていましたが、つい先日全ての実が摘み取られていました。

今頃どなたかのお家で梅酒や梅干しの材料になっているんでしょうね(^^;


さてここで、近々の営業についてのお知らせです。

6月21日(土)は下記の通り、夜のみの営業とさせていただきます。
サロンの場合は、19時〜20時スタートのみ
出張の場合は、20時〜23時スタートぐらいまで(場所によります)。

ということで、ご了承くださいませ。
なお翌日の22日日曜日ですがご予約可能ですので、ご予約希望の場合は3時間前ぐらいまでにご連絡をよろしくお願いいたします。