寒露(二十四節気)

ムクゲ

今日(10月8日)は二十四節気でいうところの「寒露(かんろ)」です。
二十四節気は、よく知られるところでは、春分、秋分、夏至、冬至、立春、立夏、立秋、立冬…などがありますが、1年を春夏秋冬の4つに分け、またそれぞれを6つ、つまり1年を24に分けたものです。
寒露は二十四節気最初の立春から数えて17番目で、草などにつく露が冷たく感じられる頃というところから来ています。

今日はお天気が良くなかったのもありますが、寒露に相応しく、朝晩は結構冷んやりしていましたね。
朝、ウォーキングをした時も、歩き始めは半袖だと少し肌寒いぐらいでした。

上の花の写真ですが、そのウォーキング中に見つけたムクゲ(木槿)の花です。
白いのは実家の近くに咲いていてよく見るのですが、紫(ピンク?)の花はあまり見たことがなかったので1枚だけ撮ってみました。

ムクゲはフヨウ属の花なので、芙蓉やハイビスカスの仲間なんです。
この写真の花は八重咲なので、ちょっと違うように思うかもしれませんが、ムクゲもどちらかというと一重咲きのものが多く、それらはハイビスカスの花に似ています。

ムクゲは生薬としても使われており、樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)と言って水虫の薬に、そして蕾を乾燥したものは木槿花(もくきんか)と言って胃腸の薬として知られています。

花言葉は「信念」「尊敬」「繊細な美」などがあります。

ピンポンマム

ピンポンマム

前回、中秋の名月のことを書きましたが、ちょうどその日にお客様にお花をいただきました。

黄色くてまん丸で可愛らしい菊、紺色のエゾリンドウ、そしてススキの3本なのですが、青い夜空にお月様が浮かんでいるようなイメージなのかもしれませんね。

このまん丸の菊は初めて見たのですが、調べてみたら「ピンポンマム」というお花だそうです。
マムは菊のことで、ピンポン球に似ているので名付けられたとか。
原産国はオランダで、黄色だけではなく、白やピンク、オレンジなどのいろんな色があって、ブーケやアレンジメントなどにもよく使われるそうです。

見た目が可愛らしいのはもちろんですが、素敵な花言葉を持つため、ウエディングなどお祝いの席にぴったりな花のようです。

そんなピンポンマムの花言葉ですが、「高貴」「君を愛す」「真実」などがあります。
素敵ですね(^-^)

ピンポンマムの横にあるのはエゾリンドウです。
リンドウは「竜胆」と書きますが、根が古くから中国で漢方薬として使われていて、苦くて有名な熊の胆(くまのい)よりもさらに苦く、まるで竜の胆ようだということから名付けられたとか。そして竜胆(りゅうたん)の読みが訛ってリンドウとなったそうです。

エゾリンドウ単体の花言葉はわからないのですが、リンドウは根が漢方薬として用いられ、病気に打ち勝つことから、リンドウの花言葉には「勝利」、そのほかには「正義感」というのもあります。

そして、もう一つのススキ
名前の由来は諸説あるようで、生命力が強くスクスクと伸びる様を「スス」。「キ」は茎や草が萌でる意味の「萌(キ)」から来ているという説があります。
また、ススキの茎は空洞になっており、その中に神様が宿るという言い伝えがあり、魔除けとして使われてきたそうです。

神様が宿り魔除けになるススキを、豊穣を願い収穫に感謝する十五夜に備えるのは、なるほどと思いますね(^-^)

ススキの花言葉は、「活力」「生命力」「なびく心」「憂い」「心が通じる」などたくさんあります。

ミニ胡蝶蘭が再び咲きました♪

一昨年(2022年)にお客様からいただいたミニ胡蝶蘭が、去年に続いて今年も見事に花を咲かせてくれました(^-^)

ミニ胡蝶蘭

本来は植え替えとかしないとダメなんでしょうが、ちゃんとした手入れができていなかったにもかかわらず、毎年咲いてくれるなんて、胡蝶蘭の生命力はすごいです。
でも、さすがに今年はちゃんと植え替えをしないとダメですね(^^;

ということで、今更ですが胡蝶蘭の育て方を少し調べてみました。
できていないこともありましたが、それでも綺麗に咲いてくれたので、来年も咲いてもらえるように今度はちゃんと意識して実行しようと思います。

1. 適切な光の管理

胡蝶蘭は明るい間接光を好みます。直射日光は葉を焼いてしまうので避けましょう。
みなけんでは東向きの店の入り口近くに置いているので、ガラス戸を通して柔らかな光が当たるのが良かったのかもしれません)

2. 適温を保つ

胡蝶蘭は温暖な環境を好みます。
理想的な温度は、日中は20°C〜25°C、夜間は15°C〜20°C。特に冬場は温度管理が重要で、10°C以下にならないよう注意が必要です。
(店内なので温度的にもよかったのでしょうね)

3. 水やりのコツ

水やりは、水苔が乾いたタイミングで行うことが大切で、過湿は根腐れの原因となるため、水のやり過ぎには注意が必要です。
(ついついやり過ぎてしまいそうですが、なんとか大丈夫だったみたいです(^^;)

4. 高い湿度を維持

胡蝶蘭は湿度の高い環境を好みます。特に乾燥しがちな冬場は、加湿器を使用したり、葉に霧吹きで水をかけるなどして湿度を保つのがいいそうです。
(これについては私は特に何もしなかったので覚えておかねば)

5. 適度な肥料

成長期には、ラン用の肥料を月に一度程度与えます。これにより、健康な成長と美しい花の開花を促します。
(ラン用の液体肥料を買ってきて少しだけ与えました)

6. 良好な換気

空気の流れがある場所に置くことで、病気を防ぐことができます。
(店の入り口近くに置いていたので、空気の流れもあり、これはよかったです)

7. 2〜3年に一度は植え替え

胡蝶蘭が根を張る水苔、あるいはバーク(松の樹皮を細かく砕いてチップ状にしたもの)は腐食したりカビが生えることがあるので、胡蝶蘭を長持ちさせるためには2〜3年に一度は植え替えることが必要です。
(植え替えはまだ一度もしていないので、今年チャレンジします!)


せっかくお客様からいただいたこの美しい胡蝶蘭。
これからも毎年綺麗な花を咲かせてくれるように、しっかりと育てていきたいと思います。

バラの季節がやってきました

薔薇の花

庭や公園に咲くバラの花が見ごろを迎えていますね(^-^)
色とりどりの花と甘い香りが、私たちの心を癒してくれます。

バラのピークは5月から6月。
暖かくなって日照時間が増えると、一斉に咲き始めます。
バラ園や庭先で咲き乱れる光景は本当に素晴らしいですね。

薔薇の花

バラにはたくさんの種類があって、それぞれに魅力があります。
次々に品種改良もされて、今では一体どれぐらいの種類があるのか想像もつきません(^^;

薔薇の花
薔薇の花

みなけんでバラといえば、もちろんアロマトリートメント!

バラは古代エジプトでは、金、銀、宝石などと同様に大変貴重なものとされ、絶世の美女として後世に伝えられている「クレオパトラ」がバラの香りをとても愛したのは有名な話です。
彼女は その外見の美しさだけではなく、その香りがもたらす美しさでも男性たちを魅了したのではないでしょうか。

香りの女王 とも呼ばれるバラ(ローズ)は、ストレスやショック、自己嫌悪、不安、悲しみなどから解放してくれたり、癒しの力がとても大きく、また、 ホルモンバランスを整える働きにより、 PMS(月経前症候群)など 女性特有の悩みや不調の改善に役立つと言われています。
また、どの肌質にも合い、 素晴らしい若返り効果も!

みなけんでは、120分プレミアムコース限定ではありますが、高価なモロッコ産のダマスクローズの精油をホホバオイルで希釈したオイルで、アロマトリートメントを受けることができます。
モロッコはバラが国花になっているほど、ダマスクローズの世界有数の産地なんです。

ぜひ、香りの女王のバラのオイルで、心身を癒されてみてくださいね(^-^)
(女性専用メニューです)


そのほかのバラの楽しみ方を少し書いておきますね。

1. バラ園を訪れる
全国各地には素敵なバラ園がたくさんあります。
神戸近郊では、神戸布引ハーブ園や須磨離宮公園、姫路バラ園などがありますので、有名なバラ園を訪れてみるのもいいですね。

2. バラのアレンジメント
自宅で育てたバラや買ってきたバラを使って、フラワーアレンジメントに挑戦してみましょう。部屋が一気に華やかになります。

3. バラを使った飲み物など
バラの花びらを使ったジャムやローズティーなど、バラを使った料理や飲み物もオススメ。香り高いバラを楽しみながら、美味しいひとときを過ごせます。


バラをきれいに咲かせるには?

1. 日当たりと風通し
バラは日当たりの良い場所が好き。一日最低でも6時間は日光が当たる場所を選んでください。風通しも良いと病気になりにくくなります。

2. 水やりと土壌
バラは水が好きですが、根が腐るとダメなので過湿は避けましょう。
水はけが良く、有機質が豊富な土壌がベストです。定期的に肥料をあげると、さらに美しい花が咲きます。

3. 剪定と病害虫対策
剪定は冬と初夏に行います。古い枝や病気になった部分を取り除いて、新しい成長を促します。また、アブラムシやうどんこ病などの病害虫対策も大切です。

バラの季節は、美しい花々とその香りに包まれる特別な時期です。
今年はぜひ、バラの魅力を存分に楽しんでくださいね(^-^)

河津桜が咲き始めました

いよいよ3月。
まだ寒い日もありますが、春がどんどん近づいてきていますね。
これからいろんな花が咲き始めるのが楽しみです。
ただ、花粉症があるので、それだけはイヤですが(^^;

実家の近くに河津桜(カワヅザクラ)の木が1本だけあるのですが、花が咲き始めていました。
咲いているのはまだほんの少しだけで、ほとんどが蕾ですが、これから暖かくなるにつれ、一気に咲きそうです。

河津桜は早咲きの桜で、地域によっては2月に入ってすぐに咲き始めることもありますので、この桜は遅いほうなのかもしれません。
花言葉は「思いを託します」「淡泊」「純潔」などがあります。

そうこうしているうちにソメイヨシノも開花するでしょうから楽しみですね(^-^)
2024年の開花予想ですが、大阪が3月22日だそうですので、神戸もそれぐらいに咲きそうです。


さて、3月の営業予定を書いておきますね。
基本的に日曜日は定休日ですが、午後はご予約をお受けできる場合もありますので、お気軽にお問い合わせください。

3日(日)定休日
10日(日)定休日
17日(日)定休日
20日(春分の日)19時〜20時スタートのみ可
24日(日)定休日
31日(日)定休日